さいたま赤十字病院
高度救命救急センター・救急科
Saitama Red Cross Hospital
Advanced Emergency and Critical Care Center
私たちはさいたま県中央地域の
高度救命救急センターおよびICUです。
当直明けはオフ?何をして過ごす?
当直明けは翌朝カンファレンス終了後、すなわち昼前には自由となり、仕事のdutyから外れます。銀行に行くこともできますし、床屋に行くこともできます。映画を見るのが趣味というレジデントもいました。睡眠不足での医療行為はミスが増加することが科学的に証明されています。体力を回復し、翌日への英気を養うのも患者さんを救命するためにとても大事なことです。
01
Q&A
皆様のご質問にお答えします!
02
大学の医局に属していなければならないの?
当科の医師は直接的に大学医局人事で動いていません。そのため現在の医局員は卒業大学も研修病院も様々です。門戸はつねに広く開けていますので、あなたが当科救命センターの門を叩いてくれることをお待ちしております。
03
学会への参加は?
個人の興味にそった各学会への参加を推奨しています。日本救急医学会や日本集中治療医学会をはじめとし、各サブスペシャリティや希望に応じて参加や発表を行います。
慣れないはじめの頃は上級医が参加から発表までアテンドすることもできます。また病院から学会参加に対する補助制度もありますので、それらを利用することもできます。
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給料は?
当院の規定に基づきます。基本的にアルバイト等をしないと生活できないということはありません。当院での患者治療や研修にに十分専念できる環境です。
若手医局員では仕事にのめりこんであまり使う機会もなく、貯金が増えるという方が多いようです!
05
休日は?
当院の規定に基づきます(土日休診日)。当科では月に数回は土曜または日曜の当直があります。また上記の通り、当直明けは基本的に自由となります。当科は完全主治医制でなく、グループで患者さんの診療に当たりますので、担当医が不在で患者さんの治療がストップしてしまうということはありません。救急は一般的にオンとオフがはっきりしている科ということもできます。
夏休みも規定通り取得することが可能で、家族や個人で旅行に行く医局員が多いようです。
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女性医師でも働ける?
救命というとどうしても体育会系イメージが強いかもしれませんが、それは昔の話です。確かに忙しいこともあり、体力は大事ですが救急は意外とオンオフがはっきりしている科です。せっかくなので当科の女性医師である坂本先生に話を聞いてみましょう。
「重症病態は男女を選びません。以前、女性患者さんが私に『救急外来で診療を受けているときに女性の先生がいらっしゃってとても安心しました。ありがとうございました』と言われたことがあります。もしかしたら女性の患者さんは救急搬送されたとき、より強いストレスを感じているかもしれません。私が少しでも力になれたことにはとてもやりがいを感じました。」
当科では女性医師も多数活躍しています。救急・集中治療に興味があるという方は、実際に見学に来ていただければ、直接いろいろ聞いてみることも可能ですので是非どうぞ。
新病院ではICU内に女性専用施設もできますので、QOLもさらにアップします。
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災害訓練にも参加できますか?
災害訓練への参加は当院の性質上、自由参加ではなくdutyとして参加していただきます。当院は指定公共機関である赤十字病院であり、救命救急センターを有する災害拠点病院です。当科の災害チームは様々な災害派遣の経験を持ちますが、それらはすべて日常での訓練に裏付けされたものになっています。あなたが私たちとともに学びそして活動して、将来の赤十字を担っていく人材になることを期待します。