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第29回日本中毒学会東日本地方会

開催にあたって

 

第29回日本中毒学会東日本地方会学術集会

会長 清田 和也

さいたま赤十字病院 救命救急センター

 

 この度、東日本地方会・学術集会をを担当させて頂くことになりました。平成27年1月に、埼玉県の埼玉県民健康センターにおいて開催させていただきます。第29回を迎える伝統ある本学会をお世話させていただき、この上ない名誉と考えております。医局員一同心身を引き締めて、この大役にあたりたいと考えております。
 今回一般演題28題と例年にないほど多数の応募をいただき、会員各位に厚く御礼を申し上げます。その中でも「危険ドラッグ」関連の演題を8題いただき、時節を反映したものであると感じております。多数の薬物依存患者の診療を行われている埼玉県立精神医療センター 副病院長 成瀬暢也先生には基調講演をお願いしております。

 特別講演としては警視庁警務部 参事 奥村 徹先生に「20年目の東京地下鉄サリン事件ー残された課題」をいただきます。20年を経て、我々の世代も交代しつつあります。節目の年に当たり、世紀の一大事件についてご講演をいただきたいと思っております。

 

 さらに、特別講演として、杏林大学総合政策学部 教授 橋本 雄太郎先生に「救急医療現場の法的諸問題」のご講演をいただきます。救急医療の現場をプレホスピタルからよくご承知の先生に現場でよく遭遇する法律的問題についてお話しいただきます。

 

 時節柄、公的施設を利用した医局員による手作りの学会開催となります。質素で十分なおもてなしもできませんが、内容を重視した学術集会にしたいと考えております。

 本学術集会が、わが国の中毒学の進歩に少しでも寄与できるように、精一杯努めさせていただきます。会員の皆さまからの多数のご参加をお待ち申し上げます。

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