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当科の紹介. 主な疾患と治療内容

私たちが対象とする疾患は多岐にわたります。

外傷(trauma)

 

当科の軸足は外傷診療に置いています。

日本外傷学会認定外傷専門医研修施設です。

 

高速道路、幹線国道に近い立地条件から、高エネルギー事故による多発かつ重症外傷が多いです。防ぎうる外傷死を救うのは当然として、通常であれば救命し得ない症例でも全力を尽くして救命を試みます。

 

多発外傷治療の戦略を日々研究し、血管内カテーテル塞栓術や各種手術療法のトレーニングに励んでおります。

手術室への移動が困難な場合は、救命室開胸・開腹を積極的に行います。

 

救命に成功した場合は早期に社会復帰を目指した慢性期管理を行います。

心肺停止(Cardiac Pulmonary Arrest)

 

院外心肺停止の診療はACLSに則って行い、

心拍再開後は脳低温療法を積極的に行っています。

 

脳蘇生の可能性が高い場合は、経皮的心肺補助装置(PCPS)や大動脈バルーンパンピング(IABP)を用いた心肺蘇生法(ECPR)も頻回に行っています。

 

また院外・院内の広い方を対象にBLSやAED使用の普及活動・講習も行っています。

内科的重症疾患(Severe Internal Disease)

 

重度の意識障害、急性循環障害、急性呼吸不全、急性腹症、重症急性膵炎、代謝性障害緊急症など、多岐にわたる内因性疾患の治療を行っています。

集中治療室への入室を要さない場合でも、複雑な病態の患者様であれば積極的に受け入れるようにしています。

また従来の人工呼吸器では管理が困難な急性呼吸不全症例に対しては積極的にECMOを導入しております。

敗血症(Sepsis)

 

重症敗血症、敗血症性ショックの予後向上をめざし、抗菌化学療法、血液浄化療法、DIC、その他の集中治療を日々研究しています。

院内外を問わず多数の重症感染症患者様が当科に集まってきます。

 

基本的には「Surviving sepsis campaign guideline(SSCG)」や日本集中治療医学会「日本版敗血症診療ガイドライン」に基づいて診断・治療を行います。

また低侵襲循環動態モニタリングやエンドトキシン吸着療法の積極的な導入を行っています。

 

中毒(Toxin)

 

睡眠薬や向精神薬、農薬、ガスその他毒物などによる中毒は

治療に特殊性があり、軽症でも当科が診療することが多くなっています。

また災害拠点病院として、赤十字病院として、NBCテロへの対応訓練も積極的におこなっています。

 

広範囲熱傷(Burn)

 

多大なマンパワーと繊細な全身管理を投入して、救命を試みています。

日本スキンバンクネットワークからの同種皮膚も利用し、

早期手術を前提に治療を行います。

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